餌の紹介
小鳥にとって餌は非常に重要です。
何といっても小鳥は僅か丸一日餌を食べなかっただけで翌日には簡単に死んでしまうからです。
毎日欠かさず餌の補充が出来る環境であれば問題ありませんが私のような無精者ですと、
ついうっかり確認忘れをしていたら死んでいた・・・・なんて事がたまにあります。
餌は小鳥の種類によって配合の割合を変えなければなりません。
その小鳥に適した餌の配合をしませんと脂肪肥りしたりカロリー不足になったりします。
シード餌(自然の穀物餌)で不足した栄養についてはサプリメント等で別途に摂って頂く手もあります。
私は、基本的には単品の餌を20kg入り袋で購入して自分で配合餌を作りますが、最近では既に配合された餌を購入して、不足分を追加で補うような追加方式で配合餌を作ったりもしています。
下記に小鳥の種類別の餌の配合量を示しました。
これはあくまで私個人の基本的配合率で、夏場・冬場・巣引き期間中等は若干変えたりしております。
配合率や餌の種類はブリーダーさんにより多少又は大幅に異なるようです。
でも、どれが正しくてどれが正しくないかは正直私にも分かりません。
よって餌の配合割合はあまり関係が無いのでは?・・・
と言う事になりますので、必要以上に気にしなくても良いと思います。
餌の配合
セキセイ・各種フィンチ | 大型セキセイ | ラブバード | オカメインコ | その他の小型~中型インコ | 大型インコ・・オウム等 | カナリヤ | 巻毛カナリヤ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アワ | 20.0 | 20.0 | 3.0 | 3.0 | 3.0 | 1.0 | 1.0 | |
ヒエ | 3.0 | 3.0 | 12.0 | 12.0 | 7.0 | 9.0 |
7.0 |
|
キビ | 6.0 | 6.0 | 3.0 | 3.0 | 4.0 | |||
カナリーシード | 7.0 |
17.0 |
9.5 | 9.5 | 6.0 | 2.5 | 3.0 | |
麻の実 | 4.0 | 4.0 | 適宜 | 適宜 | ||||
ナタネ | 2.5 | 3.0 | ||||||
エゴマ | 適宜 | 2.5 | 3.0 | |||||
ヒマワリの種 | 7 | 適宜 | 主食 | |||||
ニガシード | 適宜 | 2.5 | 3.0 | |||||
ムキオーツ | 適宜 | 3.5 | 3.5 | 適宜 | 適宜 | |||
サフラワー | 適宜 | 適宜 | ||||||
マイロ | 適宜 | 適宜 | ||||||
蕎麦の実 | 適宜 | 適宜 | ||||||
塩土 | 有り | 有り | 有り | 有り | 有り | 有り | ||
合計 | 36.0 | 46.0 | 36.0 | 43.0 | 20.0+適宜 | 20.0+適宜 | 20.0 | 20.0 |
単位:kg
備考
1. インコ類にはインコ用の皮付き配合餌をベースにラブバード・オカメインコ・
その他小型~中型インコには不足分の餌を追加配合しております。
配合餌は割高ですので、今は単品で購入して自身で配合しています。
2. 一般のカナリヤにはカナリヤ用の皮付き配合餌を与え、巻毛カナリヤには不足分の餌を追加配合しております。
※餌は基本的には朝日商事さん(愛知県大府市)と近喜商事さんから購入しております。
愛知県に居た時は我が家から車で7分で行くことが出来たので良かったのでが、
今は送料約1000円/袋が掛かって大変痛い出費となりました。
3. 上記の配合割合はあくまで基本的な配合です。実際は残った餌に新しい餌を継ぎ 足して与えていますので全てがこの通りではありません。
また、夏場はこれより弱めで冬場は少し濃い目の配合を心がけています。
4. シード餌の他にビタミンの補給としてビタミン剤を飲み水に溶かして与えています。
また、大型インコやオウムにはペレットと併用して食べて貰っております。
5. 小鳥は粟穂も良く食べます。特に手乗りヒナが一人餌に移行する時は必需品になっています。
6.店内の鳥たちには掃除が大変ですので基本ムキ餌を与えています。
昔はムキ餌は敬遠されておりましたが、今ではムキ餌の方が栄養面のコントロールが
容易で殺虫剤残留の点で心配が少ない良いようです。
何と言っても殻の発生量が抑えられて嬉しいです。
7.繁殖用の鳥は餌の品質や価格でケチってはいけません。
ホームセンター・その他で非常に安価に販売されている配合餌を見て、
こんな内容の餌を食べてる小鳥たちと我が家の小鳥たちを比べて、
「お前たちは我が家で飼われていて良かったなー!・・・と言ってあげてます。